50代以降になると別々の部屋で過ごすことが多くなるという調査がありました。
理由の一つに、其々が心地よく感じる「室温」に差が生じることだそうです。
男性は50代を過ぎると、冷えを感じる方が増え、女性の方が体が火照ったり、熱く感じたりする傾向にあります。
男性は陽気を基本として、陽気が多く使われ、陽気が陰気より早く多く消耗される傾向がありますので、
50代を過ぎた頃から陽気が不足がちになり、若い頃に比べて冷えを感じやすくなります。
一方、女性は陰気を基本として陰気が多く使われ、陰気が陽気よりことが早く多く消耗される傾向が強いので、
50代を過ぎた頃から陰気が不足がちになり、若い頃に比べて火照ったり、熱く感じたりします。
また元々、陰陽両虚があれば女性でも冷えになることがあれば、
元々、鬱熱の体質の場合は、男性でも熱がりになる可能性もあります。
年齢と共に感じる「暑さ」や「寒さ」にも変化が生じ、
加齢による体質の変化(陰虚か陽虚か)を判断することができます。
暑い、寒いでケンカになるより、体の変化をお互いに理解してあげたいものです。
中医学の病理分析で正しく判断できれば、適切な治療方法が選べます。
中医学の病理分析で正しく判断できれば、適切な治療方法が選べます。
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