2012年02月14日

国際中医師の質問の回答に大変忙しい

国際中医師アカデミーでは、出題の問題に対して解釈を加えていますが、
受講者さんから問題の解釈に対して、更に質問があります。
なぜ?なぜ?

このような質問を頂くととっても嬉しく感じます。質
問内容を読むともっと深く知りたいという要望が感じられます。
このような質問によって中医学への理解が深まるのだと思います。
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2012年02月11日

日本に来てびっくりしたことシリーズA この漢方薬が効かない


日本に来て「漢方薬は効かない」という話を耳にします。
中医学では、効果の無い薬は存在しません。
薬が効かないのは、投与する側に問題があると考えるべきでは無いでしょうか?
漢方薬に対する「信頼感」の違いに驚いきました。


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2012年02月10日

日本に来てびっくりしたことシリーズ @

 日本に来て、すでに22年になりました。来日したばかりの頃はびっくりすることばかりでしたが、特に記憶に残っていることをご紹介します。
それは、一人の患者が同じ漢方薬を何か月も飲み続けることです。

中国では、まず初めに一週間ほどの薬を服用してもらい、そこで何の効果も得られなければ、処方を見直します。
また患者の側も一週間服用して何の効果も感じることができなければ、担当医師を変えようとします。病気によって必ずしも該当しない場合もありますが、少なくとも日本のように何か月も同じ飲み続けることはあまり考えられません。

中医学の弁証論治では、一つの原則があります。
三日間で効かなかったら、薬が効かないということではなく、医者の判断に誤りがあったかどうか、もう一度診断して適切な処方をすることです。
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2012年02月09日

昆布 冷え性の体質

 寒いとおでんが恋しくなると聞きました。
昆布は、おでんなどの料理の材料として使われるそうですね。

昆布は中医学からみると、消痰軟堅の効能をもち、
痰をとり、リンバ腫(痰核、瘰癧など)の治療によく使われています。
また利水退腫の功能もあり、浮腫の治療にも使用されています。

でも、注意してほしいのは、昆布の性質は「寒」ですので、
冷え性の方がたくさん食べると、体の陽気が損なわれる恐れがあります。
対応方法は、生姜と一緒に煮たり、炒めたりすると昆布の寒性を弱めることが出来ます。

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2012年02月08日

血虚の診断C 国際中医師


 複雑な臨床では、先の問題例で挙げた血虚の症状はごく一部に過ぎません。
中医学の学習について多くの相談があり、色々な「なぜ?なぜ?」があります。
特に印象に残る「まぜ?」は、講義では教えて頂いた内容が解っても臨床で中々生かせず、
問診で確認を忘れてしまったとか、
うまく聞き出すことができなかった、などなどがあります。
どうすればよいのでしょうか
結論として中医学の基本を身に付けていないのが原因だと思います。
中医学の基本概念を理解する訓練にやや欠けているのではないかと感じています。

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2012年02月07日

血虚の診断B 国際中医師問題


中医学の学習目的は、体質を占うことではなく正確な診断に基づき、治療効果を高めることです。
今回の症例は、出産時の出血が多く、その後眩暈を中心とする血虚の症状群が表れています。
その他の症状によって適切な方剤を選択し、治療に用います。
A.心血虚の場合は、帰脾湯を中心に心血を養う熟地黄・芍薬・阿膠などと用います。
B.心脾両虚の場合は、帰脾湯を用います。
C.肝陰虚の場合は、杞菊地黄丸を中心として用います。
D.心肝血虚の場合は、四物湯+酸棗仁湯を用います。
E.肝血虚の場合は、四物湯+逍遥散などを用います。
血虚と随伴症状によって処方の組み合わせを臨時応変に調節する必要がありますが、
このような問題を深く理解することで、処方や必要な加減方を身につけられるようになります。

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2012年02月06日

血虚の診断A 国際中医師問題

 昨日紹介した問題の症例は、出産時の出血が多っかたことが血虚を招く原因として考えれらます。
「面色淡白、舌淡、脈細」は血虚に属する症状ですが、どの臓に血虚があるか考えなければなりません。
A心血虚は、血虚に属する症状に「夜寝多夢、時に心悸、脈細」という症状が加わります。
B心脾両虚であれば、脾気虚に属する少食、食後の腹脹、軟便などの症状があるはずです。
C肝陰虚なら、舌淡紅あるいは舌赤、細弦数脈など症状があるはずです。
E肝血虚であれば、血虚の症状に「手足麻木、眩暈耳鳴、視力減退」という症状がみられます。

症例の「眩暈耳鳴、視力減退、夜寝多夢、時に心悸、手足麻木、」から、
心肝血虚による症状と判断できますので
解答はDの心肝血虚を選びます。
この問題を通じて、心血虚、肝血虚、心肝血虚の鑑別、肝陰虚と肝血虚の鑑別を誤ることがなくなります。
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2012年02月05日

血虚の診断@ 国際中医師問題


国際中医師の試験問題を紹介します。

患者、2ヶ月前の出産時に出血が多く、ここ1ヶ月は眩暈耳鳴、視力減退、夜寝多夢、時に心悸、手足麻木がある。面色淡白、舌淡白苔白、脈弦細。その証候はどれか?

A.心血虚

B.心脾両虚

C.肝陰虚

D.心肝血虚

E.肝血虚


正解はDですが、なぜでしょうか。
この問題では、出産後には、少なくとも五つの発症機序がある事を知る必要があります。
この五つのタイプの治療方法は、それぞれ異なります。
なぜDが正しいかについては、次回に検討したいと思います。

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2012年02月04日

丁子 喘息とインポテンツの治療

丁子は中薬の丁香です。

また、スパイス(クローブ)として肉類の消化を助けたり、
その他にも衣類の防虫効果があるとされています。

中医学では、温裏薬としてよく用いられますが、
丁子の功能には実証の気滞による病証のほかに腎虚による喘息と
インポテンツにも用いられます。

補腎を目的にした方剤に丁香を配合して、補腎効果を高めています。

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2012年02月01日

易経と中医学の勉強

易経を勉強する目的は、不変のルールで変化しつつある現象を適切に処理するためだそうです。中医学の勉強は、不変の生理機能、病理変化の規律を勉強し、身に付けて、多くの病証の変化を適切に処理するためです。この「不変」の内容は、「中医基礎」、「中医診断学」「中薬学」「方剤学」「中医臨床学科」の理論です。これらの理論を利用して、変わりつつあるかつ複雑な病証を分析し、適切な治療に繋げることができます。しかし、これらの学習は多くの時間と臨床に基づく経験と分析が必要です。ここからここまでを勉強すれば、それで「終わり」という訳にはいきません。基本中の基本をまず勉強し、理論の土台を積み重ねていくことで先人が残した書物への理解も深まるのです。

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2012年01月31日

葛根湯を処方されたら


 寒い時期にインフルエンザに罹り、病院から葛根湯を処方された時の注意点です。
  発熱寒気、汗が出ない、水っぽい鼻水が出る、肩や背筋などが凝るなどを確認しましょう。
 
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2012年01月29日

易経 太極は陰と陽

 易経の鉄則には、万物の根源である「陰」と「陽」の二つの側面が必ずあります。

 陽は、動いている、発散している要素を代表し、陰は、不動かつ収斂の要素を代表します。

 日本では、易経は占いと考えている方も多いそうですが、


 中国の文化は、易経の太極の発想から作られ発展してきたものだそうです。

 中医学はこの易経の鉄則を取り入れて、人間の生理機能、病理変化などを纏めて発展してきています。



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2012年01月28日

易経「自然界」

易経の「太極」には、境がなく自然そのものを表しています。

「境」という概念は、人間が作ったものです。

自然界とはどこからどこまでを指すのでしょうか。

自然には、国や地域と異なり「境界線」がありません。

自然界という表現は、太極の意味に反するかもしれないと感じました。

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2012年01月27日

アクセスありがとう


1
月中に世界中136都市から国際中医師アカデミーHPを閲覧しえ頂きました。
本当にうれしいことですね。

中医学に対する注目はますます高まっているように思います。
もっと頑張って、中医学の勉強を手伝えたいと思います。



posted by 董巍 at 11:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際中医師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

易経「太極」

太極は孔子が作った言葉だそうです。


「太」は「大」と「、」で構成した文字です。
孔子は「大」とは「其大無外」(外にないほど大きく)、
「、」とは、「小」を代表し、「其小無内」(裏側にないほど小さい)を意味するそうです。

この「太」の意味から大と小の極限を「太極」といいます。

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posted by 董巍 at 11:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際中医師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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