2012年02月26日

お引越し!

みなさん、今まで「中医学日記」を読んで頂き、心から感謝しております。

お引越しシーズンにあわせて、「中医学日記」もアメブロに引っ越しすることになりました。

更に漢方を学び、漢方がみなさんの生活に役立て頂ければと思います。


 

アメブロ 「中医学日記」で漢方を生かそう! 漢方を学ぼう!

 http://ameblo.jp/wei-dong/

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2012年01月27日

同級生への新年のあいさつ

大連に帰って、親孝行をして、また同級生への電話をし、新年のあいさつをしました。

卒業してからすでに28年になりまして、それぞれの人生が違いますが、
まず電話を通じて交流して、ご都合の良い時間で会いたいです。


今日は、まず二人の同級生に会う予定です。一人は、呼吸系の専門家で、
これから友情を深めながら、勉強させていただきたいです。


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2012年01月25日

今日はネズミの結婚日


今年は、龍年です。
今日の中国遼寧省テレビで正月「三日」は、「鼠が嫁を向かう日」だそうです。
中国の伝統に「和」の文化があり、正月は、人間だけではなく、ほかの動物と一緒に年を過ごすという日として定めています。
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2012年01月24日

陰暦正月

123日は、旧暦の一日です。日本でいうお正月ですね。中国では、正月の一日に雪が降ることは良い年になる前兆として考えています。私は、今年故郷に帰って、父と一緒に正月を過ごします。

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2012年01月16日

葛根湯の服用は睡眠に影響するか?

 昨日、こんな話を聞きました。処方箋で「葛根湯」を処方された患者さんが、「葛根湯を服用すると眠れなくなるから嫌だ」と、おっしゃたそうです。 漢方初心者の方は、感冒(カゼ)のひき初めに「葛根湯」と、覚えている方も多いと思います。中医学の学習がすすみ、感冒の治療を学ぶと、風寒や風熱などによって薬が異なることを学びます。

もっと中医学を深く学び、上級者になると葛根湯の服用で眠れなくなる理由が判断できるようになります。
 「葛根湯で眠れなくなる」のは、この方剤に問題があるのではなく判断した方の弁証に誤りがあることに気づいてほしいものです。


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2012年01月14日

ご夫婦で感じる「温度」に差がある?



50代以降になると別々の部屋で過ごすことが多くなるという調査がありました。

理由の一つに、其々が心地よく感じる「室温」に差が生じることだそうです。

男性は50代を過ぎると、冷えを感じる方が増え、女性の方が体が火照ったり、熱く感じたりする傾向にあります。

男性は陽気を基本として、陽気が多く使われ、陽気が陰気より早く多く消耗される傾向がありますので、

50代を過ぎた頃から陽気が不足がちになり、若い頃に比べて冷えを感じやすくなります。

一方、女性は陰気を基本として陰気が多く使われ、陰気が陽気よりことが早く多く消耗される傾向が強いので、

50代を過ぎた頃から陰気が不足がちになり、若い頃に比べて火照ったり、熱く感じたりします。

また元々、陰陽両虚があれば女性でも冷えになることがあれば、
元々、鬱熱の体質の場合は、男性でも熱がりになる可能性もあります。

年齢と共に感じる「暑さ」や「寒さ」にも変化が生じ、
加齢による体質の変化(陰虚か陽虚か)を判断することができます。


暑い、寒いでケンカになるより、体の変化をお互いに理解してあげたいものです。


中医学の病理分析で正しく判断できれば、適切な治療方法が選べます。



中医学の病理分析で正しく判断できれば、適切な治療方法が選べます。

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2012年01月12日

冷え症が治った?

今日は、この冬一番の冷え込みでした。

近所に住む60代の女性とは、出勤時によく挨拶を交わします。

毎朝、外を掃除していますが、今朝もこの寒さの中、くつ下にサンダル、
スカート姿で手袋もせず掃除をしていたので、「寒くないですか?」と、声をかけたら 

「寒くないですよ」と答えてくれ ました。

このことから、「冷え症」が50代からだんだん「治った?」と、言う方が少なく無い事を思い出しました。


中医学の観点から見ると、冷え症が治ったケースでは、少なくとも二つあります。
一つは本当に元気になり、冷え症が治ったことです。
もう一つは病理状態の反映で、加齢によって陰の気が少なくなり、陽の気があまり、体はぽかぽかになるということです。 
この場合は「治った」訳ではなく、残念ながら老化の印とかんがえられます。


中医学の分析の基本は、一つの現象に対して一つの結論ではなく、
いつも陰と陽の両面から分析することです。
中医学を勉強して健康を守りましょうね。




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2012年01月03日

この写真 お年御幾つでしょうか

今日は、友人を招いてお酒を楽しみしました。
友人のお母さんも一緒に来られまして、色々話ができて
楽しかったのです。
一番印象が残るのは、あのお母さんのお肌の艶が非常に良く、
首に皺があまりなく、若く、性格が明るいなどでした。

中医学の理論から見ると、首は多くの経絡が通っているところです。
年を取ると、精気が弱くなり、陽気の上昇力も低下していくと、まず首から皺が出て、顔に皺が出てくるのです。
艶は気血の状態を反映するものです。だから、首の皺、顔の艶の状態から
気血、陽気の状態を判断することができます。

あのお母さんは、79歳ですが、びっくりしますか。
恐らく、あのお母さんは陽気が強いだろうと思います。
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この写真に養生の秘密と中医学の奥意が多く秘めていますね。

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2012年01月02日

正月 そばを食べる理由は?

日本では、正月に年越しそばを食べる習慣があるそうです。
いい習慣ですね。
蕎麦を粉にすると、蕎麦散と称する。
健脾消積(積は胃腸の詰まり)、下気通腸、解毒などの効能を以て
血圧の降下、血糖値・血脂などの降下に働きます。

正月に美味しいもの、油っぽいものを多く食べ、また御酒を多く飲むという楽しい時間ですね。
胃腸が詰まりやすく、酒などにより胃腸に熱が多く生じる可能性が非常に高いです。
正月にげっぷが多く、お腹の脹る、通じが良くない、興奮しやすく、怒りっぽくなどの症状が出るのはそのためだと思われます。
蕎麦を食べると、胃腸の詰まりを消し、熱を冷ましてしまうと、体の陰陽バランスが正常に戻ると思われます。
ですから、日本文化では、この素晴らしい習慣は本当に健康にいいですね。

ところが、世の中で100%良いことが存在しないです。
本草綱目では、脾胃虚寒の人が蕎麦を食べると、もっと弱くなり、眉毛が落ちるなどを書いています。

脾胃虚寒の特徴症状は、冷え、水様便、疲れやすい、食事後に腹脹などである。
ご参考できたらと思って紹介しました。

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今日のお昼はお蕎麦です。食べたらすっきりしました。
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2012年01月01日

初詣、新年迎え


 今日は、大神宮に初詣に行きました。

 寒いですが、楽しかったです。
 また、散歩してから、仕事を再開しました。

 国際中医師アカデミーの仕事は改善すべきところが多く、
 もっと素晴らしい勉強システムの構築を行いたいです。

 
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朝九時に既に賑やかになっています。
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2011年12月31日

正月 ギョウザづくり

ギョウザを作るのは本当にめんどくさいです。
まず、ひき肉、エビ細かく切って
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切った白菜を絞り
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ギョウザの身を作るためにまたニラを切って入れる
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ギョウザの皮を作り、もうギョウザが出来上がる
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面倒ですが、生活や学習はそのようなものがたくさんあります。

中医学の勉強もギョウザの作る過程と似ています。
基礎知識、手順など踏み、自分で作業をしなければ、中医学のギョウザを作ることができませんね。
来年は、更に努力して、もっとおいしいギョウザを作りたいです。
皆さんの中医学の学習を応援したいです。
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2011年12月30日

大掃除!「去旧迎新」


新年を迎えるために事務所の大掃除をしました。大掃除の目的は「去旧迎新」です。
去旧迎新とは、去る年の邪気を払いのけて、来る年の清気を迎えるという意味です。
今年は念願の国際中医師アカデミーを開講することが出来ました。
より良い中医学の学習システムを提供できるように、更に改善していきたいと考えています。


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2011年12月29日

屠蘇散を飲む


 新年の元旦に屠蘇散をお酒で服用する習慣があるそうです。

 屠蘇散は主に袪湿、活血、理気などの生薬からなります。
 お酒で服用すると、活血理気と共に体内の湿邪を治療することができると思います。

 ところが、陰虚内熱に属する病気、例えば糖尿病などの方は多めに飲まない方がよいです。

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2011年12月25日

黄耆建中湯の膠飴



先日に黄耆建中湯の構成生薬とした膠飴が必要であるかどうかという質問を受けました。
膠飴は普通の砂糖ではなく、甘緩を以て、お腹の痙攣、腹痛を治療する一方で、
また、潤肺滑腸などの効果があります。
建中湯の主薬として使われていますので、黄耆建中湯にとって不可欠かつ必要とする生薬です。

では、六君子湯との区別はなんでしょうか。

膠飴は、助湿生熱に働くので中満の病理状態を招きやすいので、脾胃の湿鬱、とにかく湿熱内鬱の病証には使用禁忌です。
この点からみると、二つ方剤は脾虚による病証を治療しますが、その使い方はかなり違うはずですね。

 六君子湯と黄耆建中湯の使用を正確に区別するために、
 基礎理論だけではなく、中薬と方剤も深く学ぶ必要があると考えています。
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2011年12月23日

肝陽上亢の治療


患者は肝陽上亢があるから釣藤散を出したいという話ですが、

肝陽上亢は陰血不足により生じる病証ですが、
肝陽上亢では、肝熱を伴う場合もあれば、肝陽化風の場合もある。
同じ肝陽上亢として判断できますが、両者の治療原則と選択方剤は違います。
従って、肝陽上亢を判断できても、どの状態に至ったかを正確に把握する必要がある。

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2011年12月17日

心筋梗塞の予防治療


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中国首届中医既非薬物療法臨床経験応用峰会議≫では、多くの臨床経験が発表されました。
その一つを紹介します。
 補気養血安神を中心とし、温養理気活血を補助とする「養心氏片」が紹介されました。
 補気は黄耆、活血は丹参、寒温併用の黄連、淫羊藿などを使用しています。
 今まで、活血を傾ける方法と違うことで、参考になりました。
 

 体質の弱い心臓病に養心氏片は良いかもしれないと考えています。

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2011年12月16日

当アカデミーの機能強化


 今日は、当アカデミーの機能を強化しました。
 一つは舌診の写真を数十枚追加して、全ての生徒が自由に見られます。
     舌象を診ることにより、正しく病証への診断を繋げます。
 もう一つは、受験履歴機能を追加しました。
     今まで受験の結果、受験の正誤が表示されるようになりました。
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2011年12月15日

京都に行きました

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今日は、仕事で京都です。
京都に行くのは18年ぶりです。打ち合わせで訪問したので観光はできませんが、京都駅が綺麗で感動しました。
観光客で賑わう駅構内は、大阪とは異なる雰囲気で独特な感じです。

さすが、世界に誇る京都ですね。
次回は観光したいと思いました。では、また打ち合わせに行ってきます。

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2011年12月14日

薄毛・抜け毛

中国首届中医既非薬物療法臨床経験応用峰会議≫では、多くの臨床経験が発表されました。
その一つを紹介します。日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、
脳卒中の患者に瀉血治療を行った途中で、薄毛の症状がかなり改善したそうです。

本当に思わぬ「副作用」ですね。
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2011年12月12日

広州に入りました

今日は、広州に入りました。
明日に中薬のエキス製造工場を見物しに行きます。

中医学を勉強して、処方の加減という技を身に付けるようになりますが、

単味のエキスを使用したいという願望が出でくるでしょうね。
きちんとした情報を手に入れるために行きます。

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