2011年12月10日

学術大会開催


今日、朝九時、≪中国首届中医既非薬物療法臨床経験応用峰会議≫は開催しました。
出席者300人前後です。
午前中に4人の研究者は発言しました。午後はまた数人も学術報告をする予定です。これから詳しく紹介します。

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飛行機のwi-Fi


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 広州→南寧の飛行機に雑誌を読んで、今年11月に中国民航 機内wi-Fiの実験を成功したという情報を知りました。
  飛行機に乗っても妨げなくネット情報を得られ、ネットビジネスもできる環境が本当に素晴らしいです。
 びっくりするだけではなく、嬉しいです。

 
 無料ではなく、有料見たいです。

 ネットを通じて勉強する環境がますます完璧になり、ネット学習はいつもどこでも勉強できるだけではなく、
 自分の理解力、分析力を高めることができます。もっと頑張りましょう。

 
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2011年12月09日

「怒らずいきる」極意


先日、毎日新聞のくらしナビを読みました。



タイトルは「怒らずいきる」極意です。



この中で「アンガーマネジメント」について自分が怒らないようにするためにどうしたらよいかを紹介され、
内容的に非常に面白かったです。



 思いついたことは、中医学も怒りで色々病気を引き起こすことです。
怒りすぎると、先ず肝臓に悪い影響を与えいます。
体質により、肺臓、胃腸、腎・膀胱などの病気が起きるかもしれないです。


 中医のプロとしては、三つの責任があり、
一つは、病気の部位がどこですか。
一つは気の流れはどの病理状態か例えば気逆か気滞かなどです。
三つ目は適切な処方を出すことです。



 中医学を勉強してこの三つの責任を果たすことが出来るようになると思います。

 
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写真 広州空港 私は迷子になった。入場ゲットは二つあり、AとBです。案内看板が分かりにくいです。

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中医学薬情報の交流

 

明日は「中国首届中医既非薬物療法臨床経験応用峰会」は開催します。
昨日夜に大会の秘書長王先生に会いました。

日本の中医薬教育、ニーズなどを紹介し、王先生はこの会議の趣旨、針灸、按摩などで難病への治療方法を紹介してくれました。
既非薬物療法の経験は効果がよく、主に心脳の血管病証、ガン、糖尿病などに多く応用されています。
会議では、有名な臨床医師にお会いし、情報の交換により、日本に紹介したいと考えています。
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南寧につきました

南寧の第一印象は、北京より30年遅れている都市で、木がたくさんあり、空気もきれいです。

 ホテルは最低ですね。四つ星ということで、30年前の設備です。シャワーができますので、十分です。
 
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 広州から南寧への飛行機の食事 まま美味しいです。

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2011年12月08日

広州白雲空港到着

四時間半かかってやっと広州に着きました。これから広西南寧に向かいます!夜に学術会議の責任者に合う予定です。
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学術会議非薬療法

今日は世界中医薬連合会の非薬療法という学術会議参加のため出発します。
posted by 董巍 at 08:58| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月07日

むくみと漢方薬の使い方


 むくみの改善で漢方薬の服用を希望された方の例です。 
むくみは、夜間が特にひどくパンパンに張って指の曲げ伸ばしが不自由に感じているそうです。

最初に薬局で相談したところ、開気丸・牛車腎気丸を勧められ服用を始め、むくみが幾分改善したそうです。
次に相談に行った際、疲れやすいことを告げたら、杞菊地黄丸と参茸補血丸を勧められ服用しました。

しかしこの薬を服用してから、却ってむくみがひどくなり、大小便が出にくくなってしまったので
薬局に相談にいったところ、続けて飲むように言われたそうです。
 

この症例のミスは以下のように考えています。
1、むくみの虚実の判断は間違ったことです。張るような浮腫なので、虚証をメインとすることが出来ません。
2、標本の関係について大小便の二便が滞っている場合、先ず二便を通じさせるという治標の方法で対応すべきで、
  補剤を服用するように進めてはいけません。
3、邪気を補ってはいけません。この患者の状態を見ると、実証の可能性が極めて高いです。
   杞菊地黄丸と参茸補血丸は、補う力が非常に強いものですが、邪気を取り除かないで、
   このような補剤を服用させると、邪気を補うことになります。

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2011年12月05日

「天声人語」を読んだ

先週の朝日新聞の「天声人語」に掲載された文章で、内容は忘れてしまいましたが、
書き始めの文章がとても印象に残りました。
 
アメリカ人作家の印象から「天声人語」の文章が始まります。
アメリカは、9月から学期の始まりこの季節は、木々が枯れ始め「色」がなくさびしい感じがする一方で、
日本は春に学期が始まり、華やかな印象を感じるといった書き出しで始まり、
この方が、中医学でとらえている「春」をそのまま感じ取っているようで大変驚きました。 

中医学で春は、立春から穀雨までの2月・3月・4月をさし、すべての成長の始まり(陽気上昇と発散)で
自然界のすべてのことは春から始まり活き活きと輝くと考えられています。
日本の学校が始まる季節は、まさにこの「春」です。
勉強の始まりの「わくわく」する気持ちと同じように春にはあると思います。
春は何かを始めるのに最もよい季節で、秋の収穫時に多くの実りを手に入れることができます。

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2011年11月28日

漢方活用で副作用軽減 嬉しい情報!?


今日の読売新聞「医療ルネサンス」でがん治療における副作用の軽減に
漢方薬を用いられた例が紹介されていました。
がんの症状や治療の副作用の軽減に大学病院などで活用されることが増えるのは
大変、素晴らしいことだと思います。
これらの目的の他にも、手術の前後の体力を補い、体の回復を早めるなどの目的で使われています。
西洋医学の素晴らしい治療技術と体力増強や副作用の軽減、抗老防衰に優れた漢方薬を
組み合わせて治療することを中西医結合と呼びます。

このような取り組みが増える中で、西洋医学の考え方で漢方薬を選ぶのは
時に大きな誤りを犯す恐れがあります。
患者の個々の体と病態に合わせて
漢方薬を選択し有効な治療を提供し(弁証論治)、
患者さんの生きる活力の手助けになることを望んでいます。

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2011年11月27日

国民皆保険の危機



国民皆保険の危機が連日報道され、テレビでも議論されていました。
危機の原因は、保険料の徴収額が減少すると同時に、
治療に必要となる高額な医療費が負担となっていると聞きました。
また地域によって保険料の負担額が異なることも初めて知りました。
健康で長寿は誰もが望むことですが、残念なことに病気は誰の身にも起きる可能性があります。
健康を守る為に、日々の生活習慣に気をつける事が大切である事は誰でも知っていることです。
しかし、食生活などを気にするあまり、神経質になりすぎては返って逆効果です。
日本では余り知られていませんが、中医学には「未病先防」という独特の考えがあり、
これは、病気の芽を早い段階で摘むことで病気の発症や病気の程度、
進行具合中を遅らせることに役立ちます。

中医学の「未病先防」を取り入れる土台は、自分自身の体の状態を
正確に判断することにあると思います!
それができれば漢方薬を上手に日常の生活に取り入れる習慣が
高額な医療負担に歯止めをかける一つの方法かも知れません。

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posted by 董巍 at 22:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月20日

大阪に来ました


 今日は大阪で症例検討会を参加しました。

皮膚の乾燥、痒みという症状があるが、水をそれほど飲みたくない、水様便の矛盾の症状

及びアレルギーと痰飲、肺脾腎の虚弱との関係について
詳しく検討しました。

痰飲を取りながら、肺脾腎を補い、陽気を上げる治療方法は
アレルギー体質の改善に非常に役立ちます。
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大阪 クリマスの雰囲気が強く感じています。
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2011年11月18日

ショウガは万能か?


今年は、「節電の冬」その為か、体を温める生姜(ショウガ)を取り入れた製品が数多く販売されていますね。お茶などの飲料品、生姜を取り入れたメニューなどもたくさん開発され、しのぎをけずっています。 中医学でも生姜は、多くの漢方薬に配合され万能中薬の一つです。

しかし、配合の意味により多くつかわれる場合もあれば、少量に使われる場合もあります。体に熱が籠っている場合には、単独或いは大量に使用してはならないことは生姜の使用原則です。
熱がある場合、体がほてったり、赤い大きなニキビができやすい、月経時の経血が濃い赤色を呈する症状が見られます。 
体を「温める」生姜ですが、取りすぎや、体に熱のある方はご注意ください。

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2011年11月13日

疲れた後アトピー悪化1


生脈散がアトピー性皮膚炎
に効果があったお話しの続きで、
この日を読んで頂いている方と考えたいと思います。
疲労後、また夜勤など変則的な仕事の後に皮膚の赤みが増したり、
痒みが増悪します。
又、
舌が赤く黄苔、口乾き、眠い、寝ても疲れが取れない
などの症状が現れた場合、これらの症状は
何故生じたのでしょうか?
また、疲労後に熱を反映する症状が現れたのは何故でしょうか?
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2011年11月11日

勇往邁進、初心断行


今日の産経新聞に中曽根康弘元首相の寄稿文 「転換への挑戦」を読みました。
野田首相に対して「勇往邁進、初心断行」という言葉を送ったそうです。
寄稿文と一緒に中曽根氏の写真も掲載されていました。
彼の写真を見ると顔色がよく健康そのものです。腎気の強さを感じます。
健康な体と強い精神力が有るからこそ、

「勇往邁進、初心断行」の精神をもち、貢献度の高い政治家になったと思います。
「勇往邁進、初心断行」の精神を見習いたいと思いました。

posted by 董巍 at 21:19| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月10日

生脈散がアトピー性皮膚病へ驚きの効果

 長期間アトピーに悩まされている方から次のような話を聞きました。
最近、日本で販売されている生脈散(商品名:麦味参顆粒)を服用したところ、口の周辺、上腕部、爪の周りの皮膚の乾燥がかなり緩和したそうです。

ところが、別のメーカーが製造した生脈散を服用したところ効果は、まったく感じられなかったそうです。この方の症状の特徴は、疲労によって症状がひどくなり、皮膚の症状以外にも鼻水、酷く咳き込むなどが表れます。陰虚に比べて肺気虚の方がひどい状態だったのでしょう。このことからメーカーの製造技術だけでなく、病気の病因病理の特徴を把握することが最も大切です。

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2011年11月08日

カンフーの馬歩から考えたこと

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カンフーが好きな方がたくさんいると思いますが、
中国語でカンフーを功夫(こうふう)といいます。
私はカンフーが大好きで、カンフーの名人李小龍先生のファンです。


素早く守りから攻撃に展開するなどいろいろな技に魅力されます。
この技の土台の馬歩などの苦しい訓練も含めているということです。

聞いた話ですが、功夫では、馬歩などの基本訓練は
きちんとしなければ、いくら技を教えても身に付かず、
練習しても上達しないので、師匠が腕の良い弟子を育てるために
基本訓練を非常に厳しく要求しているわけです。


中医学では、功夫での馬歩のようなものは、
中医基本概念と分析方法だと考えています。
中医基礎概念は主に中医基礎理論と中医診断を含みます。
分析方法は生理機能の故障から病理反応までの変化、
あるいは症状はなぜ起きているかなどを含みます。

その中で、基本概念は分析方法の土台となっています。

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2011年11月05日

北京 故宮博物院5 金剋木で火事を防ぐ

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北京 故宮博物院(紫禁城)は、当時北京で最も高い建築物で何度も火事に見舞われました。火事から紫禁城を守るために五行の考えを応用したと聞きました。五行説では、「金が木を剋す」という考えがあり、紫禁城に用いられている木材に「金属」をはめこみ、更に水の中にいる「龍」を金属に彫り工夫した後、火事が起きなくなりました。中医学では、五行の関係を病気の治療に応用することが多いです。例えば、ストレスによる病気(肝の病気)に対して肝(五行の木に属する)だけでなく肺(五行の金に属する)も治療します。これは、治金抑木を指します。

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2011年11月04日

北京 故宮博物院4 人材と財務の管理場所


 

太和殿は皇帝が仕事をしているところでが、
太和殿から天安門に向かって
右側に財務を管理する「弘義閣」があり、
左側に人材を管理する「体仁閣」があります。


国政を司る多くの業務がある中で、
人材と財務は皇帝の右手と左手になるよう
自ら管理していることに驚きました。


人材は国の陽気で、財務状況は国の陰で、バランスが取れれば、
皆さんは幸せになる基本土台として考えているようです。


人間の体では、陰と陽が分けられ、パワーと活動力は陽で、
体の器官、血液などが陰で、この陰陽のバランスが取れれば、
健康となると思います。

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2011年11月02日

北京故宮博物院3 パワースポット?

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中心の細い道は龍脈の軸線に当たります


日本のガイドブックに紫禁城(故宮博物院)はパワースポットとして紹介される記事を読みました。実際に行ってみると、紫金城を中心とする南北線があり、それは、皇帝のみが歩ける道でもあり、「龍脈」とも呼ばれています。長い歴史の中で、紫禁城は勝利者の天国でもあり、失敗者にとっては地獄でもあります。陰陽学説からみると陰陽が常に動いている中で、陰陽の転化が発生し、勝者と敗者が生まれ転化すると考えられます。 私も、この日は不思議な体験をしました。東京で滅多に会う機会がない方に偶然に北京のレストランで遭遇しました。まさかこのパワースポットによるものでしょうか??

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posted by 董巍 at 18:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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