2011年11月01日

やっと帰りました

2011年10月30日の霧.JPG
北京の濃霧

1030日に日本に帰る予定ですが、北京が濃霧に覆われたため、
飛行機が離発着陸が出来ず、一日に伸ばしました。昨日はやっと帰りました。
 
そのおかげて、
30日夜に中国中央テレビ科技(科学技術の省略)チャンネルで、
針灸の発祥地がどこでしょうかという番組をみました。非常に面白く思いながら見ました。

元々、針灸の発祥地は中国黄河流域としていますが、
この番組では、中国の広西省或いは内モンゴルの可能性があるという推測が紹介されました。
http://tcm.ac/

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2011年10月29日

北京故宮博物院2 太和殿


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北京紫禁城(故宮博物院)は24代の皇帝に使われた居城で、
最も大きい殿閣は太和殿です。

「太和殿」は皇帝が仕事をしているところです。

太和殿の前には太和広場があり、広大な広場の地面には、
15層の煉瓦が敷き詰められています。
煉瓦は
3メートルの深さから縦横交互に詰まれ、
縦方向に
8層、横方向に7層が順序良く積み上げられているそうです。
目的は、地下からの攻撃を防ぐためです。

地下3メートルから煉瓦を交互に積み上げた理由には、
簡単に侵入できない工夫の一つです。同じ方向に積み上げられれば、
どこか一箇所を崩せば広場が陥没してしまいます。


このような作業は、面倒で時間と労力がかかりますが、
この作業によって紫禁城を守る確かな基盤が出来上がります。

全てのことにおいて「基盤」が大切です。
中医学では複雑な病気に対応するために、
中医基礎理論と診断学が縦横交互に積まれた煉瓦の役割となります。


http://tcm.ac/ka.html



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北京故宮博物院1 天安門

今日は、久しぶりに北京故宮博物院を見学に行きました。

紫禁城は陰陽五行の考えを基に建築されましたので少し紹介したいと思います。
歴代の皇帝の居城であった北京故宮博物院の正門に位置するのが天安門です。

天安門に登ると、眼下に天安門広場を見渡すことができ、
現在は歴史の展示物が見られますが、沈香の香りが漂い
設置されている椅子や装飾品、電燈の飾り物などに
「龍」が施されているのが印象に残りました。

天安門の外側と内側には人口河があり、これを「金水河」といいます。
この名前の由来は、金水河に流れ込む水を紫金城の西側か
引き込んだからだそうです。


西は、五行で「金」に属すことから、「金水河」と名付けたそうです。

この天安門から一本の脈道が紫禁城を貫き、
この道は常に皇帝のみが歩くことを許されています。
http://tcm.ac

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                天安門の上から見る天安門広場



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天安門大庁(ホール)の天井に全部龍を描かれています
posted by 董巍 at 01:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

京劇を見たお蔭で



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北京に数えきれないほど来ましたが、
今まで京劇を見たことがありませんでした。

今回、初めて京劇を見ることになり、チケットの手配と会場への送迎を
「北京散歩」さんにお願いしました。
送迎に来てくださったのが、劉恒江社長(北京散歩文化交流有限責任公司)でした。彼は
7年日本に滞在し北京に帰国した後に、会社を興しました。


それまでの観光業とは異なり、北京に滞在するお客様にもっと自由に、
安心して安全にそして安く、本当の北京を楽しんで頂きたいと
思って始めたそうです。

短い車中での会話でしたが、
彼の実直な性格と努力を惜しまない姿勢に感動しました。


北京に旅行に行かれる方は参考になさってください:
http://www.pekinsanpo.com/site/pekinsanpo/pekinsanpo1.htm

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中医学の道はこちらへ
http://tcm.ac/ks.html
posted by 董巍 at 22:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月26日

山楂子のジュース

山楂子ジュース.jpgP1020508.JPG

中国の食事は、油が多くまた肉類も食材として多く使われます。
山楂子は、肉類、油脂類を消化し、食積を溜めないことが
よく知られており、食事の前後やおやつとして山楂子を利用します
山楂子は、リンゴに似た果物でこの時期には生の山楂子がスーパーで
手に入りますが、普段は山楂子ジュースを利用します。
今日もスーバーで山楂子ジュースを買ってきました。
一本2.5Lで、15元(180円相当)です。
毎日、500ml以上飲んでいます。
胃腸の調子がかなりいいです。山楂子は瘀血の治療と予防に効果が高いです。

http://tcm.ac/system.html
posted by 董巍 at 23:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋の体調不良の原因 燥邪だけではない

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晩秋の北京は、本当に乾燥しています。
今回北京に来てから、以下のような症状が出ました。

唇が乾燥し割れている、噎せるような空咳、胸が抑えるような感じ、
腹脹、喉渇きなどです。
潤燥剤、補陰剤を服用しても効果がなく、また食欲が低下しました。


薬局で「川貝雪梨糖漿」を買って、飲んでみました。見事に効きました。
燥邪の盛んでいる秋になぜ川貝雪梨糖漿が効いたかというと、
理由の一つは元々体に痰飲があり、秋に燥邪の影響により化熱して熱痰になったのです。

「川貝雪梨糖漿」の主薬は川貝母、款冬花で主な働きは熱痰を除去し、
肺気を宣降するのです。熱痰が取り除かれれば、津液の流れが正常に回復し、
大量に補陰することなく、効いたと思います。


この経験で、燥邪の侵入、痰飲の化熱の場合、陰虚の様な症状が現れるが、
陰虚との鑑別を正確にしなければ、治療ミスが出やすいと感じました。

http://tcm.ac/

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2011年10月25日

中国の変化 サービス業界の停滞


 中国の労働者の雇用関係が変化しています。
 

 最近、サービス業は労働者売り手市場になってしまい、
 サービス業に従事したい若者が減り、上司に注意されると、すぐやめてしまうそうです。

 一方で、就職難もあり、仕方なくサービス業に入る若者が多いそうです。

 サービスのレベルが以前に比べて少し落ちていると感じています。改善するために
 中医学でいう本治は心の問題か、経済の問題なのか??
 
 

 
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中医薬学と健康
posted by 董巍 at 12:21| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月23日

中医学のネット教育について


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 今日は、世界中薬学会聯合会の責任者の一人 賀教授と北京中医薬大学ネット教育学院 副院長孫光栄教授
 にお目にかかりました。中医学の教育について、意見を交換し、また協力関係を強めることを確認しました。


 二人の教授は「国際中医師アカデミー」の教育システムに興味津々でした。
posted by 董巍 at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

瀋陽駅はちょっと残念


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今日は、朝8時、大連から始発、瀋陽は終点の快速汽車に乗っていきました。

 車内に、中医薬に関するデーター整理整頓を行いました。

 瀋陽、天気が暑い、乾燥です。

 ホームはボロボロで、スーツツーケースのキャスターが壊れそうです。

 このホームの写真を撮ってみました。

 本当に改善してほしいですね。比べれば、やはり日本新幹線がきれいですね。

 

 
posted by 董巍 at 00:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

呂愛平教授と交流しました


呂愛平教授とよく話し合いました。 
呂教授は、中医診断学の専門家です。 

教育について、
基礎、概念、診断学の教育方法、臨床力のアップなどのために 
貴重な意見をいただきました。

呂教授との記念写真
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posted by 董巍 at 00:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月20日

今日は遼寧中医薬大学の訪問


 今日は、午後当地時間1時半に瀋陽につきました。
 2時半に遼寧中医薬大学附属病院外事部を訪問しました。

 国際中医師アカデミーの仕事について、外事部部長 伊先生に高い評価をいただきました。
 これから、当アカデミー、アジア中医学の普及について、友好の雰囲気で意見も交換しました。

 これから、アカデミーの生徒の臨床研修、ネット教育の協力関係を築くために、

 双方は、協力しあう関係を深めましょう。ネット中医薬学の教育について

 多方面から、積極的に提携関係を強めようと確認しました。

伊主任との記念写真
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posted by 董巍 at 23:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月17日

明日、出張です

明日から中国に出張します。
ネットがつながらないところにいます。
ちょっとさびしいですね。
posted by 董巍 at 18:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月15日

出血の病気について

国際中医師アカデミーの生徒さんから

出血の病気は、「脾の統血と肝の蔵血が関与する」ことについて質問がありました。

素晴らしいです。

基礎理論の勉強の段階でこのような質問をいただいて、すごく嬉しく思いました。


臨床では、虚証による出血に対して、
脾の統血が故障すると考えている方が多くいますが、
肝の蔵血作用の失調について考える方が非常に少ないです。

このように深く理解できていないと

多くの臨床ミスが生まれます。

このような例はたくさんあります。

基本の知識を深く理解し、病気への分析力を高めましょう。

http://tcm.ac/howto.html



posted by 董巍 at 21:56| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月14日

漢方がますます注目されます


本日の「日本経済新聞電子版の特集企画」に特別企画「いま、漢方にできること」と題し、
順天堂大学医学部附属 順天堂医院 教授小林弘幸 氏と関西大学政策創造学部 教授白石真澄
の対談が掲載されていました。
この記事で興味深かったのが、以下の内容でした。 
 http://ps.nikkei.co.jp/kampo 
日経メディカル開発の調査(20103月、有効回答321)によると、
医師の86.3%が漢方薬を処方していた。
その動機として、西洋薬のみの治療の限界(51.1%)学会などで相次ぐ科学的根拠の報告(34.6%)
患者からの強い要望(24.6%)高齢者など複数疾患を抱えた患者の増加(21.4%)などが挙げられた。


日本漢方と中医学は、多くの先生が医療現場で漢方薬を活用され、
特に慢性病への治療効果が認られ、
未病の防止にも役立つのが漢方薬の魅力です。
中医学の勉強では、温故知新も重要です。

http://tcm.ac/international.html
posted by 董巍 at 18:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月12日

理解力の養う!


 国際中医師アカデミーの教育方針の一つに理解力を高めることを挙げています。
このためにテキストを読み、どの位理解できているかをチェックすることは不可欠です。 

「理解を深める」ことは、聞いたり本を読んでわかることではなく、
自分の言葉で説明できることだと考えています。
臨床の場で患者さんの話を聞きながら、
テキストを開き「どれどれ・・」と確認するわけにはいきません。

問題点を把握し、正しく弁証論治を行うために自分の言葉になるまで理解を深めて頂きたいと思っています。 
テキストと練習問題の繰り返して頂くことの目的は、
臨床に対応する能力を高める為に中医学による体と病気を分析できる土台を作らなければなりません。
中医学による分析土台がしっかりできなければよい治療はできません。 

要点、概念、別名の表現、特徴を強調し文字で理解を深め
さらに練習問題によって分析土台をしっかり構築してください。

問題は3つのタイプあります。穴埋め問題、正誤判断問題、選択問題です。

http://tcm.ac/ks.html
posted by 董巍 at 15:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

筋肉痛


 一昨日、三つの大きな荷物を運んだせいか、

 筋肉痛がまた消えないです。年よりの兆候でしょうか。

 早く活血薬を飲めばいいのに、体力への自信過剰でだめですよね。

http://tcm.ac/
posted by 董巍 at 17:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

SMAP万歳


今日はNHKSMAPを紹介する番組を観ました。

すごく感動しました。「SMAP万歳」を言いたいです。

なぜかというと、主な理由は二つあります。

一つはSMAPのスタートの時のことで、一つは中井さんのコメントです。

彼らなんと20年前に豪雨の中で初のエンターテイメントを始めたのです。


船出が災厄でしたが、彼らの素晴らしい努力で国民的なアイドルまで成長しました。


中居さんは、インタビューで
「成功は保証されていないですが、成長は保証されています」とお話ししました。

 国際中医師アカデミーは、色々な苦難の中でスタートをしました。

SMAPと似た船出でした。


エンターテイメントの基本は観客を喜ばせることですが、

国際中医師アカデミーの基本は漢方で患者を喜ばせることです。


SMAPの努力の精神を学び、多くの最高の国際中医師を育てることで、

より多くの患者の苦痛を解消することを目指していきたいと

改めて確認させていただきました。

http://tcm.ac/learn.html

posted by 董巍 at 21:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月09日

留学生来日


IMG_0215.JPG 
 大学同級生の子供が昨日
 来ました。18歳です。
 日本の文化に非常に興味あり、
 これから、日本で勉強したいということです。また私はこの子の面倒を見なければならないと思います。
 
posted by 董巍 at 22:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

アップル社の創業者ジョブズ氏


彼の逝去に非常に残念に思います。
彼が演説の中で、「ハングリーの精神を持ち続けながら愚かであれ」と話ししました。
中医学の勉強では、ジョブズ氏の信念が必要と感じました。
患者の病気を治すために、ハングリーであれ、
中医学の勉強では、愚かであれ。

ご冥福をお祈りします。
posted by 董巍 at 17:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

寒っ 涼燥


 10月上旬なのに、11月中旬ほど気温が下がってきました。

 夏の湿熱の盛んだ季節からいきなり涼燥に入ると考えられます。

 臨床では、療瘡のことを考慮しながら、弁証論治を工夫しましょう。

http://tcm.ac/staff.html
posted by 董巍 at 17:14| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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